礼拝では、イエスの十字架の第６語「成し遂げられた」「完了した」を学びました。
「イエスは酸いぶどう酒を受けると、『完了した』と言われた。」（ヨハ 19:30）
新共同訳聖書では、「成し遂げられた」と記されています。
何を成し遂げられたのでしょうか。
十字架の上で、救いのわざ、贖いのわざを完了されたのです。
神であるイエスが、全人類の罪を背負い、十字架の上に身代わりとなって死んでくださいました。
このように大きな犠牲がささげられたのですから、完全な救いのわざが「成し遂げられた」のです。
この十字架の愛の救いによるなら、救われない人はいません。変えられない人はいません。
今日の十字架の上から、イエスは私たちに愛といのちを注いでくださっています。
信仰をもって、十字架を見上げましょう。
神は愛なり
テトス 3:5 「神は、私たちが行った義のわざによってではなく、ご自分のあわれみによって、聖霊による再生と刷新の洗いをもって、私たちを救ってくださいました。」
聖霊の水によって、私たちの心は洗い清められ、新しく刷新されることができます。
しかも、この刷新は、神のあわれみによって与えられるのです。
ああ、神は愛なり！
コロ「あなたがたは古い人をその行いとともに脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。新しい人は、それを造られた方のかたちにしたがって新しくされ続け、真の知識に至ります。」
私たちは、自分勝手に歩む古い自分を脱ぎ捨て、新しい人になりたいのです。
新しい人にされる時、神のかたち、神の性質に似た者とされ、神を本当に知る知識に導かれることができます。
その時、頭の理解ではなく、心で大変として神を知ることができます。
エペ4:23,24 「また、あなたがたが霊と心において新しくされ続け、真理に基づく義と聖をもって、神にかたどり造られた新しい人を着ることでした。」
今日のみことばでは、神様のようなキリストのような新しい人になるようにと勧められています。
それはまるで新しい服を着るように、新しい人にされると記されています。
どうか今日、明日も、新しくされ続けることができますように。
エゼ 11:19 「わたしは彼らに一つの心を与え、あなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしは彼らのからだから石の心を取り除き、彼らに肉の心を与える。」
神は私たちに聖霊を与え、石のように固い頑固な心を、肉のように柔らかく生きた新しい心に変えると語って下さっています。
今日の祈祷会において、新しい心に変えていただきましょう。
Ⅱペテ 1:4 「その栄光と栄誉を通して、尊く大いなる約束が私たちに与えられています。それは、その約束によってあなたがたが、欲望がもたらすこの世の腐敗を免れ、神のご性質にあずかる者となるためです。」
私たちには、大いなる素晴らしい約束が与えられています。
それは、神の聖、義、力、愛のご性質にあずかる者となるとの約束です。
この約束を握りしめて日々歩んでいきましょう。
Ⅱコリ 5:17 「ですから、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」
キリストのうちにある時、古いものは過ぎ去って、取り除かれて、新しくされることができます。
キリストの愛の眼差しのうちを歩みましょう。
今週のテーマは、「新生」です。
ロマ 6:4 「私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、ちょうどキリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、新しいいのちに歩むためです。」
少し難しいみことばですが、自分勝手に罪の中を歩む自我がキリストとともに葬られる時、私たちは新しいいのちに生きる者となることができます。
今週は、新しい歩むすることを目指してみことばを学びましょう。
Ⅰサム 28:13 「神々しい方が地から上って来るのを見ました。」
亡くなったサムエルを見せられたこの女性は、彼の姿が神々しく神の栄光に輝いているのを見ました。
サムエルは、それほど神の霊に満たされ、神の栄光を現した偉大な預言者でした。
私たちもサムエルに倣う者となりましょう。
Ⅰサム 16:13 「サムエルは油の角を取り、兄弟たちの真ん中で彼に油を注いだ。【主】の霊がその日以来、ダビデの上に激しく下った。」
サムエルは、新しい王として選ばれたダビデに、王の任命の習慣であった油を注ぎました。
油は、聖霊の象徴です。
主の霊に満たされたダビデは、それから連戦連勝、多くの勝利と祝福を得ることができました。
Ⅰサム 3:19 「サムエルは成長した。【主】は彼とともにおられ、彼のことばを一つも地に落とすことはなかった。」
サムエルは、主とともに歩んでいたので、彼が語ることばはすべてその通り実現しました。
「神とともに歩む」。
そこに祝福の秘訣があります。
Ⅰサム 3:10 「【主】が来て、そばに立ち、これまでと同じように、『サムエル、サムエル』と呼ばれた。サムエルは『お話しください。しもべは聞いております』と言った。」
主のことばが与えられないような暗黒の時代に（3:1）、神は少年サムエルをお選びになりました。
主が彼の名を呼ばれた時、サムエルは「お話しください。しもべは聞いております」と答えました。
これこそは、神が私たちに求められる祈りです。
Ⅰサム 2:35 「わたしは、わたしの心と思いの中で事を行う忠実な祭司を、わたしのために起こし、彼のために確かな家を建てよう。彼は、わたしに油注がれた者の前をいつまでも歩む。」
「油注がれた者」とは、「王」のことであり、預言的には「キリスト」を指しています。
神の心と思いを忠実に行い、いつまでもキリストの前にいつまでも正しく歩む人となれますように。
今週のテーマは、「サムエル」です。
Ⅰサム 1:15 「ハンナは答えた。『いいえ、祭司様。私は心に悩みのある女です。ぶどう酒も、お酒も飲んではおりません。私は【主】の前に心を注ぎ出していたのです。』」
預言者サムエルの母ハンナは、なかなか子供が与えられませんでしたが、主の前に心を注ぎ出して祈りました。
神が喜ばれるのは、主の前に心を注ぎ出して祈る祈りです。
今日も主の前に心を注ぎ出して、1日の感謝と支えのために、愛する人々のために祈りましょう。
礼拝では、「新しい人にしてください」とのテーマで、ペンテコステの弟子たちを学びました。
弟子たちは、イエスの死後、これからどうすればよいのか、何に頼ればよいのかと失望落胆しました。
しかし、復活されたイエスは、弟子たちに「聖霊が注がれる」との約束を与えて昇天されました。
弟子たちは、「今のままでは何もできない。これしかない」と痛感し、心を一つにして熱心に聖霊を求めました。
ペンテコステの日、豊かに聖霊が注がれ、弟子たちは新しい人に変えられました。
弟子のリーダーであったペテロが、救いの喜びにあふれて説教したところ、3000人の人が一度に救われました。
弟子たちは、聖霊によって全く変えられました。
神はお語りになりました。
Ⅰサム 10:6「【主】の霊があなたの上に激しく下り、あなたも彼らと一緒に預言して、新しい人に変えられます。」
私たちも豊かに聖霊が注がれる時、弟子たちのように新しい人になれると聖書は約束しています。
「新しい人にしてください」「聖霊来てください」と祈りましょう。
マタ 7:7 「求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。」
「求めなさい」ということばは、「求め続けなさい」という意味があります。
私たちが、求め続ける時、探し続ける時、叩き続ける時、祝福の扉は開きます。
求め続け、祈り続けることができますように。
マタ7:1,2 「さばいてはいけません。自分がさばかれないためです。あなたがたは、自分がさばく、そのさばきでさばかれ、自分が量るその秤で量り与えられるのです。」
三浦綾子さんが書いた小説「塩狩峠」を思い出します。
主人公の永野さんは、このみことば一つを実践するように言われて実行しようとするのですが、知らず知らずのうちに人を裁いてしまい、
自分の弱さ、罪深さを思い知らされるのです。
相手の事情、その真意もはっきり分からないのに、ついつい人を裁いてしまうこともあるかもしれません。
ただ表面的に見ただけで、人を裁くことがないように気をつけることができますように。
マタ 6:20 「自分のために、天に宝を蓄えなさい。そこでは虫やさびで傷物になることはなく、盗人が壁に穴を開けて盗むこともありません。」
この地上で頑張ってお金、地位、財産、名声という宝を蓄えても、この地上だけでのもので、やがて朽ちてしまうものです。
私たちは、善行、祈り、信仰、神の奉仕と愛という宝を天に蓄えましょう。
マタ 5:44 「しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」
苦手な人をではなく、分かってくれない人をでもなく、「敵を愛しなさい」とイエスは言われました。
何と実践するのが難しい教えでしょうか。
しかし、イエスは自分を十字架につける人を赦し、自分を受け入れない人も敵、全人類のために、命を捨てて愛してくださいました。
ここに、真の愛があります。
マタ5:23,24 「ですから、祭壇の上にささげ物を献げようとしているときに、兄弟が自分を恨んでいることを思い出したなら、ささげ物はそこに、祭壇の前に置き、行って、まずあなたの兄弟と仲直りをしなさい。」
少し耳の痛いみことばかもしれません。
誰かを恨んでいる、嫌に思い、けんかをしているなら、まず仲直りするように勧められています。
決して次の日に持ち越さないように、その日のうちに解決し、仲直りすることができますように。
今週のテーマは、「神の国の教え」です。
マタ 5:3 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」
この世のものをあまり持っていない人は、幸いであると言われています。
この地上的に見れば、かわいそうな人、貧しい人と思われますが、
心が貧しい人は、そこに神様を、天国をお迎えすることができるからです。
今週のテーマは、「神の国の教え」です。
マタ 5:3 「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」
この世のものをあまり持っていない人は、幸いであると言われています。
この地上的に見れば、かわいそうな人、貧しい人と思われますが、
心が貧しい人は、そこに神様を、天国をお迎えすることができるからです。
ヨエ 2:32 「しかし、【主】の御名を呼び求める者はみな救われる。」
このみことばは、聖書中、3回も語られているみことばです。
聖書は、一つのみことばでも実現しますが、3回も記されているのですから、
必ず実現します。
主の御名を呼んで、救いを求めましょう。
ゼパ 3:9 「そのとき、わたしは諸国の民の唇を変えて清くする。彼らはみな【主】の御名を呼び求め、一つになって主に仕える。」
主の救いの日が訪れる時、神が私たちの唇を清めて、主の御名を心から崇めて呼び求めることができるようにしてくださいます。
救われた人々が、一つになって御名を唱えながら主に仕えます。
その日が、一日も早く来ますように。
Ⅰ列王 18:24 「『おまえたちは自分たちの神の名を呼べ。私は【主】の名を呼ぶ。そのとき、火をもって答える神、その方が神である。』民はみな答えて、『それがよい』と言った。」
心が離れていた民の前で、エリヤは偶像バアルの預言者と対決をすることになりました。
エリヤが主の御名によって祈ると、神の火が天から下り、供えられていたいけにえを焼き尽くしました。
どちらが本当の神であるか明らかになったのです。
神の火は私たちの心から、すべての不純物を、弱さを、不安を焼き尽くして清めてくださいます。
詩 99:6 「モーセとアロンは主の祭司たちの中にサムエルは御名を呼ぶ者たちの中にいた。彼らは【主】を呼び主は彼らに答えられた。」
モーセとアロン、サムエルも主の御名を呼んでいました。
主の御名を呼んだ時、主は彼らの祈りに答えてくださいました。
あなたが主の御名を呼ぶ時にも、主はあなたの祈りに答えてくださいます。
創 12:8 「彼は、そこからベテルの東にある山の方に移動して、天幕を張った。西にはベテル、東にはアイがあった。彼は、そこに【主】のための祭壇を築き、【主】の御名を呼び求めた。」
信仰の父と呼ばれるアブラハムは、移動した先で、主のために祭壇を築き、主の御名を呼んで祈りました。
これが祝福を受ける秘訣です。
私たちもどこかへ行く時、何かを始める時、主の御名を呼んで祈りをささげてから始めましょう。
今週のテーマは、「御名を呼ぶ」です。
創 4:26 「セツにもまた、男の子が生まれた。セツは彼の名をエノシュと呼んだ。そのころ、人々は【主】の名を呼ぶことを始めた。」
創世記の冒頭4章に、すでに民が主の御名を呼んで祈り始めたことが記されています。
罪を犯した人類が救いを求めて御名を呼んで祈ったように、私たちも主の御名を呼び求めましょう。
ヨハ 2:11 「イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。」
礼拝でカナの婚礼の物語を学びました。
結婚式の途中でぶどう酒がなくなりましたが、それは生涯の恥となることでした。
イエスは、僕たちに水を汲むように言われ、水をぶどう酒に変えられました。
ヨハネは、「奇跡」ではなく、「しるし」と記しています。
この奇跡は何を示しているのでしょうか。
イエスはご自分が天地の創造主、全能の神であることを現されたのです。
イエスは、私たちをも新たにすることができる神様です。
このお方を心から信じましょう。
Ⅱテモ 4:18 「主は私を、どんな悪しきわざからも救い出し、無事、天にある御国に入れてくださいます。主に栄光が世々限りなくありますように。アーメン。」
主は私を、悪しき誘惑から守り、悪しき試練から救って、天国へ導いてくださいます。
主に栄光がありますように。
最後まで、主に従い抜く者となりましょう。
ロマ 8:17 「子どもであるなら、相続人でもあります。私たちはキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているのですから、神の相続人であり、キリストとともに共同相続人なのです。」
私たちは救われ、神様の子、天国の相続人とされました。
この地上では苦難を多く通るかもしれませんが、天国の栄光を仰ぎ見て、耐え忍んで歩んでいきましょう。
.jpg)
