2016年10月25日火曜日

11月オープン礼拝「あさ こころの旅~広岡浅子がたどり着いた幸福」


  ~「広岡 浅子」~ 
    
広岡浅子は、平成27年NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主人公です。
浅子は、幕末の京都、出水三井家(のちの三井財閥)に生まれ、幼少期を過ごし
ました。
17歳で大坂の豪商・加島屋に嫁ぎましたが、世はまさに激動の幕末・維新期。
お転婆な少女時代を過ごした彼女は、時代の激しい波の中で、苦境に真っ向から
立ち向かっていきました。
筑前潤野炭坑の経営では、護身用のピストルを懐に坑夫らと寝起きを共にし、炭鉱の発展のために尽力しました。明治21(1888)年、加島銀行設立,経営に参加し、34年、日本女子大学校創立の発起人となり、35年、大同生命創業に参画しました。44年、自身の病気を機に、洗礼を受け
クリスチャンとなりました。翌45年から没するまで、日本YWCA(キリスト教女子青年会)の中央委員を務めました。
何度挫けそうになっても決して諦めず、激動の時代を駆け抜けた広岡浅子さん。常に学び続けることの大切さを知り、常に行動・実践する人であり続けた生涯でした。


◆広岡浅子の言葉◆
○成功の秘訣は、その人に情熱があるかどうかにかかっている

○人間、何が幸いするか分かりまへん。こないな目に遭わなんだら、おそらく
気いつかずに終わったと思いまっせ。

○何でも初めから無理と思ったら、結果もそのようになります。
無理でも目的を立てて、どうしたら完遂できるか、焦点を
絞っていくことが大切です。