2021年9月26日日曜日

9月27日 礼拝のみことば「心安し」

 同時多発テロでご主人をなくされたリサ・ビーマーさんから学びました。

彼女はには、二人に子供とお腹に新しい命が宿っていました。

「これからどうしていけばよいのだろうか…」

子供に聞かれないように、クローゼットの戸を閉め、涙が枯れるまで泣いたこともあったそうです。

しかし、飛行機の墜落現場に立った時、一つの賛美歌が心に迫ってきました。

♪静けき川の岸辺を、すぎゆくときにも、憂き悩みの荒海を渡りゆくおりにも、

心安し、神によりて安し

この讃美歌は、海難事故で4人の娘を一度に亡くしたスパフォードが作詞をした曲で、彼がその事故現場の波を眺めつつ、涙ながらに詩を書き留めたと言われています。

スパフォードを包んだ神の慰めが、リサさんを包みました。

リサさんはこう言っています。

「神様はわたしにこう語り掛けられました。、『わたしは…あなたとともにいる。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない』(ヨシュア1:5)。苦しみも悲しみも、すべてのことを益としてくださる神様にこそ、希望があると思わされました」。

リサさんを力づけた神の慰め、安らぎが私たちの上にもありますように。

 

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