日本で初めてのクリスマスについて紹介します。
1549年、フランシスコ・ザビエルによってキリスト教が伝えられました。
1552年、ザビエルが山口でクリスマスの礼拝をおこなったのが、日本で初めてのクリスマスだと言われています。
もう20年ほど前になりますが、私も山口の教会にいて、ザビエルがいた教会の跡地を訪れ、当時の事を黙想したことが懐かしく思い出されます。
1612年、キリシタン禁教令が出され、キリスト教もクリスマスも禁止されました。
時代は進み、1893年ごろ、明治初期ですが、あの松尾芭蕉が、クリスマスについて詠った俳句が残っています。
「臘八(ろうはち)のあとにかしましくりすます」
1900年初頭には、クリスマスは一般的になっていたという専門家もいます。
1926年12月25日、大正天皇が亡くなられたので、翌年12月25日は休日になりました。
クリスマスの日が、休日になったことにより、ますますクリスマスの習慣が広がったそうです。
ちなみに、1961年、学校の教科書にきよしこの夜が載せられ、多くの子供たちがこの讃美歌を学校で歌いました。
60代から70代の方は、学校できよしこの夜を歌った方もおられるかもしれません。
クリスマスの恵みが皆さんにありますように。
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