預言者エリシャのもとに、借金で子供を取り上げられようとしていたやもめがやってきました。
「何をしてあげようか。あなたには、家の中に何があるのか。」とエリシャが尋ねると、やもめは「家の中に何もありません。ただ、油の壺一つしかありません。」と答えました。
「油の壺一つ」は、やもめの目にはみじめさの象徴でしたが、神の人の目には救いの象徴だったのです。
預言者が、「空の器を集めてそこに油を注ぐように」と言ったので、やもめがその通りにすると、油はいくら注いでも尽きることなく、集めた器をすべて満たすことができました。
イエスが語られた言葉が迫ってきます。
「人間にできることではないが、神にはできる。神は何でもできるからだ。」
現状を見て絶望することもあるかもしれませんが、そこから助け出し、力を与えてくだささる神を見上げて、祈りをささげましょう。
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